南米産ロゼット型水草概論
南米産ロゼット型水草は,その名の通り南米を原産として,ほうれん草などのように根の部分から葉が四方八方に展開する形式の水草の総称です.アマゾンソートという水草が最もポピュラーな南米産ロゼット型水草です.有茎水草と異なり,成長が比較的ゆっくりである上に,成長しても形が乱れないために水草の管理は大変楽な種類になります.また,南米有茎水草と比べて水質への適応範囲が広く,中性〜酸性(低pH)を好むものの硬度は多少高くても育成できるので,低床には使い古しの大磯砂なども使用できます.もっとも,南米有茎水草で用いられるソイルを低床として使用すれば,文句なしの根張りを見せてくれます.二酸化炭素の添加も不要な種類も多いために比較的安価に楽しめる水草といえます.増え方としては,シュータまたはランナーと呼ばれる茎を伸ばして,その先に子株が着きます.ある程度の大きさに成長したらシュータを切って,親株(マザープラント)から分けて植えることができるようになります.
このHPから購入した場合の水草の発送形態
水草は水中成育しているので,濡らした新聞紙やキッチンペーパーなどに包んだものをビニール袋にパックしてお届けしています.
水草が届いたら
ビニール袋詰めされた水草が到着したら,できるたけ早くにビニール袋を開けて下さい.そして,水を張ったバケツの中に新聞紙やキッチンペーパーの包装ごと入れてから,新聞紙などをゆっくり,丁寧に剥がして下さい.その後,水草を流水で簡単にすすぐことをおすすめします.もし,メネデールをお持ちでしたら,バケツやバットに水を張り薄めたメネデールを加えた中に到着した水草を半日ほど入れてから水槽に導入すると,その後の成長が良くなると思います.
こんな水槽では南米産ロゼット型水草は駄目!
南米南米産ロゼット型水草概論でも書きましたが,この種類は水質によく適応しますので,特にダメな条件というのはないと思います.どのような環境でも,それなりに馴染みます.
南米産ロゼット型水草など紹介
サンタレン・ドワーフ・ニムファ
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サンタレン・ドワーフ・ニムファ (★★☆☆ ●●)
南米アマゾン河の下流域にある有名なマナウスとマラジョー島のほぼ中間あたりで南からタパジョイス河が合流する地点の河口東岸にあるサンタレンという町の近くで採取された小型(ドワーフ)の睡蓮の一種(ニムファ)です.
緑色を基本として赤の斑が入る葉(その大きさは最大でも10cm程度)を展開し,成長すると根には可愛い小さな芋を付けます.十分に成長し,環境に馴染むと,ランナーをのばして子株を増やしていきます.ニムファは水上葉を形成する種類が多いのですが,本種は明るい環境であれば水上葉を形成しません.また,明るい環境であれば葉柄は短くなるので,前景から中景用の水草として使用できます.比較的暗い環境であれば葉は緑色を濃くしますが,明るい環境であれば赤色を濃くします.トリミングはさほど必要ありませんが,葉が茂ってくると,光が当たらなくなるために,葉柄が伸びがちになります.そのような場合には,古くなった葉をカットして光が当たるようになると,葉柄が短い葉となり,全体のバランスが取れるようになります.
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