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初めて熱帯魚を飼おうと思って,水槽をセットする時に「なぜ底に砂や砂利を敷く必要があるんだろう?」と疑問に思うかもしれません.魚達が住んでいる海や川の底には岩や砂があるのだから,水槽にもあって当然と考えるのが素直かもしれない.しかし,あまりに当たり前の存在であるとはいっても,その辺で取ってきた砂を入れるなど無造作になりすぎてもいけないのです(だからといって,異常に高価な砂でなければならないということでもありません).最近は,色や粒の大きさは勿論のこと,それ以タトにも様々な特性を持った底砂が豊富に出回っているので,これを活用してより自分の目的にあった個性的な水槽を作ってみるのも良いのではないでしょうか.ここでは,市販されている砂を中心にに印象などを書いてみます.
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!!」ガンダムオフィシャルカード!
熱帯魚自体を飼育する目的であれば,低床として砂をひくことは必ずしも必要ではありません.実際に,アロワナ,ガー等の大型魚やディスカスを飼育している人は,底砂をひかない,いわゆるベアタンクで飼育していることが多いのです.これは,底に貯まる残り餌等を吸い出すのを確実にしたいというのが最大の目的です.水質の悪化を避けることが大きな目的であれば,この方法は正しいともいえます.しかし,水質を安定化させようとすると,水草の果たす役割は大きく,その水草を植えるためには,低床は必須です.また,水草を植えることに限らず,低床に嫌気性のバクテリアが住み着くことによって,水槽内はより自然な環境になり,魚達にとっても住み易い水ができあがるのです.さらに,低砂の一番大きな効果として,水景を自然な感じにする,ということも挙げられるでしょう.水面近くの上層や中層に生息する魚を飼う場合には,底砂の有無はさほど重要ではないかもしれませんが, 底棲性の魚達にとっては底砂自体が必要不可欠な存在であると同時に,その粒の大きさや形状の違いが,実に重要な意味を持っているのです.ある種類の魚にとって低床は,ベッド,隠れ家,そしてまたある時には産卵床といった具合に,その用途も種類により様々なのです.さらに,低床を入れることによってライトの反射を抑え,魚を自然な色にする,自然な色に見せるという働きもあります.
古くから普及している色の黒い天然砂で,もともと神奈川県の大磯海岸で取れた砂を用いていたことからこの名がついています.最近では,フィリピンでとれた砂が多く,フィリピン砂の名称で販売されていることもあります.本来的には海砂のため,特に安い値段で販売されている場合には,貝殻や珊瑚の破片が入っていることがあります.貝殻や珊瑚の破片は,pHを上昇させる効果があるため,水草水槽で利用する際にはこれをできるたけ取り除く必要があります.貝殻等は,コーラを入れたバケツに砂を入れて溶かすことができるので,あまりにも貝殻が多いようで有れば,大きな貝殻を手で除去した後にトライしてみても良いでしょう(処理後は必ずきれいに洗いましょう).値段の高い大磯砂では,貝殻などを除去している場合があります.砂粒の大きさも様々であり,サイズ別により分けたものもある.水草水槽では,比較的細かめのものがよいでしょう.いずれにしても購入時には,値段と内容物(貝殻などの有無や粒の大きさがそろっているか,また目的にあった大きさか)を良く確認する必要があります.また,川でも同様の砂(この場合は,川砂に分類されます)が採取できます.近くに清流が有れば,そこから頂いてくるのも良いかも知れません.不純物のない大磯砂は水質に影響を及ぼすことがほとんどなく,(10年とか,それ以上の)長期間使用していている大磯砂は水草水槽でも,熱帯魚水槽でも大変素晴らしい低床であるといえます.新しく水槽を設置する場合にも,長期間使用していている大磯砂を少し低床に加えることで,バクテリアが速く定着し,水質の安定化に寄与するとされています.汚れたら何度でも洗って使うことができますので,一度買えば一生付き合える素晴らしい砂であるといえます. ![]() 大磯砂・中粒
![]() ![]() デナリー・クォーツサンド
![]() ![]() ADAブライトサンド
![]() ![]() 新田砂
![]() ![]() ADA・アクアソイル
![]() (園芸用)赤玉土
![]() ![]() 五色石 |
