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私が小さい頃の熱帯魚(水草)水槽というと,怪しげな薄紫色のライトに包まれた物体という印象があります.今でもそういった水槽を連想される人もいるかも知れません.この薄紫色のライトは,熱帯魚観賞用ライトとして今でも販売されているものですが,水草育成や熱帯魚鑑賞には必ずしも必要なライトではありません.ライトには様々な種類がありますが,一般に熱帯魚及び水草育成には蛍光灯が使われることが多いと思います.蛍光灯にも,光の波長に応じて様々な特徴をもったものが多数あります.熱帯魚観賞用として販売されているライトもその一つです.ここでは,市販されている水槽用照明システムとライトの種類を中心に書いてみます.コンテンツはこれから充実させます.m(_ _)m

照明の役割
日光と植物
光量
光の種類
水槽での照明
熱帯魚自体を飼育する目的であれば,必ずしも明るい照明は必要ありません.むしろ,見た目はやや暗めで魚がきらきらと光る様子を眺められるような照明システムが適当なのでしょう.そこで,あの薄紫色のライトが登場します.あまり明るくないあの照明では,ネオンテトラなどのテトラ類の光る部分を綺麗に見せる効果があります.
しかし,屋内に設置された水槽で水草を育成するには,照明は欠かすことができません.基本的には,できるたけ自然に近い状態を実現する必要があります.「自然に近い」の要因(ファクタ)としては,上に示してあるとおり照明時間,照明の明るさ,照明の光の種類が挙げられます.
照明時間・・・明るい照明で6時間程度当てるのが理想だと思います.とはいっても,観賞用に水草を育てているのですからもう少し長い間照明を当てるのがよいでしょう.時間的には,12時間を上回らない方が良いと思います.あまり長時間照明を当てるとコケが発生する原因になります.また,照明時間に合わせて二酸化炭素も添加した方が良いと思います.もっとも,それほど明るくない照明で,育成が簡単な種類を扱うのであれば二酸化炭素の添加は不要です.
照明の明るさ・・・育成する種類にもよりもますが,できるたけ明るい方が良いと思います.それぞれの水槽サイズにあったライト(直管蛍光灯)を使ったシステムが販売されています.具体的には,
- 30cm水槽用・・・6W直管蛍光灯,8W直管蛍光灯
- 36〜40cm水槽用・・・10W直管蛍光灯
- 45cm水槽用・・・15W直管蛍光灯,27W U字管蛍光灯
- 60cm水槽用・・・20W直管蛍光灯
- 75cm水槽用・・・20W?直管蛍光灯
- 90cm水槽用・・・30W直管蛍光灯,32W直管蛍光灯
といった感じです.ライトの明るさは,基本的には消費電力で決まりますので,水槽のサイズによって各直感蛍光灯での明るさは決まってしまいます.従って,明るくしようと思えば,蛍光灯の数を増やす必要があります.水槽用照明システムとしては,1灯式〜4灯式が揃えられており,上部フィルタを用いた場合には3灯式,外部フィルタを用いた場合には4灯式までが使用できます.具体的には,リシアなどの陽性水草を綺麗に育成するには「二酸化炭素の添加と共に」水槽サイズにあった4灯の照明が必須だといえます.一般的な水草は,2灯であれば十分だと思います.ちなみに,各灯数で綺麗に育成可能な代表的な水草は以下の通りです(「綺麗に」の要件がなければ,これ以下の明かりでも育てることはできます).1灯が必要な水草は,それ以上であればもちろん綺麗に育成できます.
| 代表的な水草 | 1灯 | 2灯 | 3灯 | 4灯 |
| ウィローモス,クリプトコリネの殆どの種類,ボルビュディス,アメリカンスプライト,ミクロソラムなど | | | | |
| アマゾンソード,エキノドルスの殆どの種類,トニナ・フルビアティリス,ブラジリアン・スターレンジなど | | | | |
| パンタナル・レットピンネイト,ヘミグラフィスSP,グロッソスティグマなど | | | | |
| リシアなど | | | | |
照明の光の種類・・・「自然光」に近づけるためには様々な波長の光が必要です.光の種類は,蛍光灯の種類によって決まります.最近は5つの波長にピークをもった5波長型が多くなっています.一般の家電量販店等で販売されている直管蛍光灯で構いませんが,できるたけ種類を変えます.種類としては,大きく分けると「昼光色」,「昼白色」,「暖色?」,「その他」になると思います.2灯式であれば,「昼光色」と「昼白色」または,水草育成用のADAや興和システムから販売されている蛍光灯と「昼光色」か「昼白色」を組み合わせるのがよいと思います.2灯以上であれば,財布と相談して,これらの組み合わせにすればよいのではないでしょうか.また,熱帯魚観賞用の赤紫色の蛍光灯を組み合わせることも可能です.2灯の場合には,熱帯魚観賞用の赤紫色の蛍光灯は見た目に暗いのでやめておいた方が良いと思います.
以上は,市販されている蛍光灯を使用することを前提に書いています.照明には,蛍光灯の他にも白熱灯やメタルハライドランプ(通称「メタハラ」)と呼ばれるライトを用いることもありますが,あまり一般的ではないのでここでは省略しました.私もこれらの照明を水槽で使用した経験はありません.メタルハライドランプは,オープンアクアリウムには欠かすことのできない(?)照明システムですが,大変高価(システム一式で5万円程度から)なので,私は買うことができないので,省略です.(^^;;; もし,興味のある方がいれば,知りたいことなどを掲示板にでも書き込んで下さい.答えられる範囲で情報をお伝えします.
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